呼吸器感染症をきっかけとして急性心筋梗塞が起こる可能性は以前から指摘されている。カナダToronto大学のJeffrey C. Kwong氏らは、インフルエンザ診断確定例を対象にして自己対照ケースシリーズ研究を実施し、診断確定後1週間は通常期間よりも心筋梗塞発症リスクが上昇していたと報告した。結果はNEJM誌2018年1月25日号に掲載された。[全文]

 米国CDCのA Danielle Iuliano氏らは、1999〜2015年の世界各国の疫学データからインフルエンザ関連の呼吸器疾患による超過死亡率(EMR)を推定した。その結果、過去のデータから約25〜50万人と推定されていた、全世界の1年当たりのインフルエンザ関連呼吸器疾患死亡数は過小評価であり、新たな推計では約29〜65万人だったと報告した。詳細は、Lancet誌電子版に2017年12月13日に掲載された。[全文]

インフルエンザで出席停止になった後、登校・園を再開する際に求められる「治癒証明」。しかし、学校保健安全法は治癒証明を必須としておらず、その要否は地域で異なっている。沖縄県は医療機関を疲弊させないためにも「意義なし」と指導する。[全文]

寄稿◎2017ー18シーズンのインフルエンザ診療の要点《下》

来シーズンには新機序の抗インフル薬登場

(12/17)

 図6に、細胞内におけるウイルスの増殖過程と種々の抗インフルエンザ薬の作用点を示す。このうち現在使われているのは、増殖したウイルスが細胞から遊離するのを阻害するNA阻害薬だ。内服薬のオセルタミビル(タミフル)、吸入薬のザナミビル(リレンザ)とラニナミビル(イナビル)、注射薬のペラミビル(ラピアクタ)の4剤である。これらは有効性、安全性に大差ないため、患者の年齢や全身状態を勘案して選択されている。[全文]

寄稿◎2017ー18シーズンのインフルエンザ診療の要点《上》

高齢者にも脳症リスクあるA(H3)は流行する?

(12/16)

昨シーズンの流行はA香港型(A[H3])とB型が中心だった。今シーズンはAH1pdm09の流行が予想されているが、今夏の南半球の流行状況からA(H3)が流行する可能性もある。1年後には新薬が登場しそうだ。[全文]

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