『漫画 君たちはどう生きるか』を読んでみた。

 出版不況の中で、100万部を突破する本はさすがに違う。漫画の中に、主人公コペル君を導くおじさんの日記を織り交ぜ、若い世代にも読みやすくなっている。

 漫画の原作に当たる『君たちはどう生きるか』が書かれたのは、約80年前のこと。それが、現在でも読まれるということは、本の主題である道徳心というものの本質が、今も昔も変わっていないということの証左だろう。まさに、我々が生きていくときの道標になるような一冊である。

 先月のブログで東病院の救急車受け入れ拒否問題を取り上げた。その直後、期せずして熊本市医師会から救急告示医療機関に対して「救急車受け入れのご協力について」という文書が送られてきた。それによれば、2018年、熊本市内の救急出動が昨年比で大幅に増加しており、その影響で、受け入れをストップする救命救急センターまで出ているという。この事態に、民間病院も救急車を受け入れてほしいという熊本市医師会の要請であった。

『君たちはどう生きるか』と救急受け入れ拒否の画像

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