新年になると、いつもしていることがあります。新調した手帳の12月のページに、1年後の自分に対するメッセージを書くのです。

 1月1日の自分は、こんな状態で、こんなことが気になっていて、こんな気持ちでいる。こんな風に1年を過ごそうと思っている。1年後の自分には、こうあってほしい。そういったことを記し、その1年を終えた自分に向けて、果たして実際はどんな1年だったのか、聞いてみたいのです。

 去年の年末、ちょうど1年前の自分が書いたメッセージを読みました。人間関係のこと、職場のこと、家庭のことなど、色々とうまくいかず、悩んでいるようでした。悩みながら、「年末の自分ならそれが解決できていますか?」と問いかけていました。

 うまく行かないことなんて、たくさん。葛藤しながらも、1年間、ただただ目の前のことを必死でこなし、毎日を過ごし、そして1年が終わり、また新しい年が始まります。

 毎年こうやって、自分に向けてメッセージを書いてきたけれど、振り返ると大抵未来は予想と違う形になっているように思います。 十数年前、医師としてまだ経験が浅かったころ。とにかくガムシャラでした。当直で、患者さんが来るたびにヒヤヒヤ

1年後の自分に書いたメッセージの画像