2月7日、中央社会保険医療協議会は、2018年度の診療報酬改定を厚生労働大臣に答申した。その内容はこちらのリポート(シリーズ◎2018診療・介護報酬同時改定)に譲るが、それよりも筆者が注目したのは、この日に公表された「個別改定項目について」という分厚い資料だ。

 この資料は、改定によって新設・変更される項目を具体的に解説するものなのだが、その分量は年々増え続けている。前々回の2014年改定では266ページだったものが、2016年改定では380ページに増え、今回の改定ではなんと492ページにも及んでいる。

 国民皆保険制度が敷かれている我が国では、診療報酬改定は医療機関にとっての一大事。診療報酬の請求業務を担当する事務部門はもちろん、医師をはじめとする医療職にも、関係する部分についてはその内容を周知する必要がある。改定の方向性にうまく対応できないと、医療機関は大幅な減収に見舞われかねないからだ。

「診療報酬体系の簡素化」はどこへ行った?の画像

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