カテーテルアブレーションは、心房細動を合併した心不全患者の転帰を向上させる可能性がある。心房細動のある心不全患者に対するカテーテルアブレーションの利益を検討する、オープンラベルのランダム化試験CASTLE-AFを実施した米Utah Health大学のNassir F. Marrouche氏らは、薬物療法と比較したアブレーションの治療成績が良好だったと報告した。結果は、NEJM誌2018年2月1日号に掲載された。

 心房細動と心不全が併存する患者は少なくない上に、そうした患者の死亡率と合併症発症率は心不全のみの患者に比べ高いため、最適な治療法に関する議論が続いている。しかし、死亡率や心不全の悪化を対象にアブレーションの有効性を調べたランダム化対照試験はなく、ガイドラインも最適の管理法を推奨していない。そこで著者らは、カテーテルアブレーションと心房細動の薬物療法を比較するCASTLE-AF試験を計画した。

 対象は発作性または持続性の症候性心房細動がある患者で、NYHAのクラスII〜IVの心不全があり、左室区出率は35%以下の患者。抗不整脈薬が有効ではなかった、忍容できない副作用が見られた、または抗不整

心不全患者のAFにアブレーションが有効の画像

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