下気道疾患の主要な原因となるRSウイルスを構成するF蛋白質を標的に作られたモノクローナル抗体医薬がパリビズマブ(商品名シナジス)だ。2003年の発売以来、早産児や先天性心疾患、慢性肺疾患や免疫不全、ダウン症などの基礎疾患を持つ新生児や乳児のRSウイルスによる下気道感染の発症抑制に使われてきた。このパリビズマブの登場は小児科医療をどう変えてきたのか。長年、高度周産期母子医療に携わってきた倉敷中央病院(岡山県倉敷市)総合周産期母子医療センター主任部長の渡部晋一氏に話を聞いた。

抗RSV抗体の投与回数制限で救えない命があるの画像

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