第1回では、大腿骨頸部骨折への対応に関してご批判をいただきました。少し説明が不十分だったようですので、在宅における医療提供の在り方を絡めつつご説明します。

 在宅では患者の希望に寄り添う形で、本人、家族、医療者で治療方針を決めています。「入院したくない」という患者の希望が強い場合は、その希望もとても大切にします。そのため、治すことを基本としている病院医療とは180度視点が異なるのです。

「入院は嫌」94歳患者に肝膿瘍が生じたら…の画像

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