テルイさんは85歳の女性。認知症を患っていたが、次男夫婦のサポートである程度自立した生活が続けられていた。しかし、この1年間で腎機能が徐々に悪化。血液透析の導入を視野に入れて入院したところ、今度は認知症の症状が一気に悪化した。経口摂取量が大幅に低下し、点滴で状態が改善しないため、腎不全と認知症の終末期と判断され、入院先の主治医からは次男夫婦に「余命は1〜2週間でしょう」と告げられていた。血液透析の導入は行わず、「最期は住み慣れた自宅で過ごさせてやりたい」という次男の想いから自宅で看取る方針となり、Dr.ニシが訪問診療で担当することとなったのだが……。

母親の終末期を巡る兄弟の葛藤への対処法の画像

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