90年代を中心に、表面に沿って圧力計を複数備えたチューブ(マノメーター)を消化管に入れて圧力を測定する「消化管マノメトリー法」などで腸の収縮圧を測定した研究が多数報告されました。それらの研究で明らかになったのは、 通常、睡眠中の消化管運動(waveの数/時間)は少なく 、起床時に一気に上昇して、日中は落ち着くということです。また各食事摂取時、直後でも上昇しています(Rao SS, et al. J Physiol Gastrointest Liver Physiol 2001 280:G629-39.)。これらは、起床による交感神経活動上昇や、食事による消化管反射などによるものと考えられます。

消化管運動パターンを制する者は腹部聴診を制すの画像

ログインして全文を読む